若紫

笠間焼 須藤陽子さん作

若紫というと源氏物語を思い出す方も多いかと思いますが
この若紫は和菓子。



日本橋コレドの近くにある「ときわ木」という小さなお店で
予約販売でしか買えません。
しかも2ヶ月待ち。

今回はお茶の先生が年末に予約を入れて
今月2月にようやく購入することができたというわけで・・・
どういった製法なのか
検討もつかないのですが、手作りでしかも真夏には
溶けてしまうため製造していないそう。
春秋冬限定ですね。

見た感じは氷砂糖のような表面で、堅そう。
うん、確かにお砂糖の塊のような舌ざわり。
ところが・・・
口の中にいれると不思議な食感
ふぁ〜〜っと溶ける、まるでボンボンからウィスキーが
こぼれだすかのように・・・
そして羊羹のようなこってりした甘みが口いっぱいに
広がる。。。


かなり甘い
でもこの甘さがお抹茶の苦味とものすごくマッチする。

とにかく、食べてみないとわからない
こんなお菓子初めてです。
なんかもう1個食べたくなる、不思議なやみつき感。

パッケージの箱に掛け紙にはその名の通り
若紫の絵がそこはかとなくかわいい。